何度も、何度も。

 

 

 

自分で洋服のボタンを

とめられるようになってから

 

お風呂上がりのパジャマのボタンは

自分でやるのが日課になった。

 

 

 

大きくなったなぁーと寂しさや嬉しさと同時に

楽になったなーとも思う。

 

 

母は洗面台でお顔のお手入れをして

娘はそばでおすわりしてボタンと格闘。

 

 

 

いつも最後は、とめ間違えてチグハグ。

 

 

 

「あれ?ちがうね~」と自分で言いながら

とり外して、またとめて。

 

 

そして、また、チグハグ。笑

 

 

 

 

何度も、何度も

やり直してはまた間違える。

 

それでもめげずに一生懸命。

 

 

 

母がさりげなくサポートしながら

やっとできた!

 

 

「ふぅ~」 

 

一丁前に、したり顔のため息が

もれなくついてきます。

 

 

 

 

今日も最後までできたね◎

 

 

 

こういう記憶、忘れたくない。

そしてこの子にも忘れて欲しくない。

 

 

 

この子が

もう少し大きくなったら

 

何度も、何度も

できるまで諦めずに頑張ってたこと

  

話してあげなくては。

 

 

 

 

[編集/T]